Thunderboltのレガシーインターフェース化
数回前のエントリー
で、レガシー環境とレガシーインターフェースについて思うことが有るので書くと言っていて忘れてました。
誤字の多い備忘録でしたが、中々アクセス数があったみたいで、もしかして同じ悩みの人が多かったのかなーと考えたりもします。Waves今安いですしねぇ…。
◼レガシーインターフェース
レガシーインターフェースってなんだよ?って方はこちら(レガシーインターフェースとは - IT用語辞典)をどうぞ。
要は今で言うフロッピー(古)とか、Firewire使った機材達です。現在は使われなくなってしまったインターフェイス群も指します。
近年OSはiPhoneとAndroidの無料配布が浸透しすぎて、一年に一度の大型アップデート(またの名を改悪)が当たり前となってきました。
OSXは元々から無料アップデートが普通でしたが、Windowsもどうやらその波に乗っかるようですね。
私達DTMを趣味に持つ人間としてはこのOSの年1回アップデートは非常に敵です。
と言うのも、使用ソフトが新OSに対応するかどうかが分からないからです。いつも使っていたプラグインやソフトシンセ、I/Fが対応せず、急にサポート終了するかもしれない。そうなるとその機材を使用するためにずっと古いOSを使用することになるんですよね。
DTM専用機ならOS古くても良くね?って思われるかもしれませんが、OSを新しく出来ないということは、新商品の機材を追加できないという事になりますので、ぶっちゃけ非常によろしくないです。
Windows7時代までの様に、メジャーアップグレードが数年に一回ならまだ良かったものの、こうも頻繁にOSを新しくされたら、環境のめまぐるしい変化に対応して所持プラグイン達をアップデートする管理も大変です。
でもまぁこれはソフトの問題であり、更新費が仮に必要なプラグインであってもたかが知れてます。
問題はPCの方です。近年PCの高性能化は頭打ちまで来ていて、長寿命化が成されていると思います。長く使えるんですよ今のPCは。
実際私のiMacもLate 2013でもう購入から3年立ちますが、未だにピンピン動いてます壊れる気配もありません。
しかし、このMacが発売された4年前には最先端であったポートのThunderbolt2が今現在レガシーインターフェース化しています(笑)
代わりに取って代わったのがThunderbolt3とUSB typeC。
これらはコネクタが同形状をしているのですが、この措置が最悪でした。
何故現役で有るべきはずのThunderbolt2がレガシー化してしまったのか。答えはコネクタが変わったこと。これに尽きます。
Thunderboltのコネクタ形状がUSB type Cに引っ張られる形で変わってしまったが為に、同じThunderbolt接続のはずのThunderbolt2端子は、Thunderbolt3搭載マシンで使用できなくなってしまいました。
そして現在のMacにはThunderboltはThunderbolt3しか付いていません。
つまりThunderbolt1、Thunderbolt2の機材を使用している人は、Macを買い替えてしまうと機材が使用できなくなってしまうので、機材ごと総とっかえになってしまうのです…(笑)
まさしく僕がそうで、Macもローン終わったし、3年フル稼働させてるので壊れたら買い換えようかなと思っていたのですが、I/FがApollo twin duo(初代)なので新しいMacで動かないんですよね…(笑)
そうするとI/Fも買い換える必要が出てきて、これまた非常に高額な出費になってしまう。
でもだからといって先にI/Fだけ買い替えても、結局Thunderbolt3のApollo twin mk2にしたら今のMacには繋げないし、じゃあApollo twin以外にしたら?って話なんですけど、そうしたら今度はUADが使えなくなるんですよね…(笑)
もう完全にお手上げです…(笑)
そんなこともあってI/FはRME辺りに買い替えてしまおうかなーと考えてます。UADは別途コアを追加して使う形にしないと、とてもじゃないけど無理です予算が足りません!
ただ、0レイテンシーのApollo twinはオーディオRecの時にはやっぱり頼りになるわけで…。
あと結局AUDをモジュール追加で使うにしてもThunderbolt2になると思うので、Apollo twin Mk2と違ってThunderbolt2→Thunderbolt3変換かましても動作保証されてるのかなどの確認も謎です。
そう、このように環境のレガシー化はDTMerにとって莫大な被害を与えるのです…(笑)
前記事で言いたかったのは、これだけレガシー化が早いんだから、OSを古い物に依存するのではなく、ドンドン新しくしていかないと、結局いざOSをアップデートしようとしたら所持機材が死ぬよって言うのを言いたかったんですね。
アップデートコストがかからないor安い内にドンドン環境を追従させていくのがこれからの流れかもしれません。今Cubase Pro 9ってYosemiteすら動作環境外なんです。
あとI/Fみたいな機材は、転送速度面で数年前はThunderbolt最強でしたが、今はもう違います。USBでも相当な速度が出ますので、できればtype Cや3.1といった潰しの効くコネクタを選択したほうが良いかもしれませんね。
UAD便利なんですけど、こういう面でややこしいです。
iMacが壊れそうもないのと、Thunderbolt3とUSB typeCの動向が謎過ぎるのでもうしばらく様子を見ますが、場合によってはI/F買い替えになるのが億劫です…Apollo気に入ってるんだけどなぁ…
やはりAbleton Liveは最高だった。他
最近DTM系のエントリーが多いですね何言ってるかわかんない人ホントごめんなさい。
期間限定?で一昨日からWavesのSSL4000 Collectionが132$らしいですねウケるー
僕は正直、正直バスコンプが死ぬほど欲しいですけど、GチャンよりもEチャン派だし、Eチャンは持ってるので、バスコンプとE-EQのために1万5千円は流石に出せませんでした…てかあのバンドルほんと収録プラグイン数少ないのに高いっすな…(笑)
バスコンプだけで安くなったらその時にでも単品で買ったらいいさね(何故訛る?)
◼Ableton Live神
ところで、Cubaseと比べてMidi打ち込みの操作感やアレンジメントビューの使い勝手が悪いとAbleton Liveにブーブー文句垂れてた私ですが、やっぱり使い込んでないだけでした調べたら自分の欲しい動作は殆ど出来ますね。素晴らしい…。
海外で大人気らしいソフトなんで大丈夫かとは思うんですけど、メジャーアップデートがもう5年来てないのが唯一の心配点ですね…(笑)Live10になる前にSuiteにしちまうかーこりゃ。
Suiteって去年、ブラックフライデーのセールは確か無かったんですよね?なんか今年の年始まで20%オフのセールやってたのは覚えてます。今年も同じセールが有るならそのタイミングでSuiteにしましょうかね!
◼Ozone8とNeutron2の魅力
正直自動Mixにはなんの興味も湧きませんが、マスタリング総合ツールのOzone8はやっぱり興味惹かれてしまいます。
10月発売ということですが、スタッターエディットを所持してる為か謎にMPB2が399ドルで買えてしまう現状(Ozone8 Advanceより安い)なので、8への無料アップグレードに賭けて買ってみるのも有りな気がします。
ただ、去年のブラックフライデーでもMPB2が来ていたのかが思い出せない…(笑)
恐らく無かったと思うので、もう気になるなら買ってしまっていいかなと思うのですが、Rock oN Companyで今年の年始福袋にMPB2の3万円があって見事に買い逃したのが未練で、来年の年始に期待してもいいかなと思ったりします。
そこで安くならないようならその時買えばいいかなーと。別にあれがないからマスタリング出来ないわけでは無いので。
FabのPro-Q2も欲しいのですが、あれも急ぎではないので、こんなこと言ってたらずっと買わない気もしますね!セール来たらドカーンと買ってしまおうかな…。
正直プラグインは間に合ってるんで、DTM的には音源をそろそろ追加投入したいところですな!あとそろそろMac買い替えたいまじで。全然壊れる気配ないですうちのLate2013。無事ローンも終了しましたが、まだまだ現役です。そのうちレガシーインターフェースのThunderbolt2背負ってる貴重な型になると思うんで、このまま持ってても良い気はしますが…。
それまでにThunderbolt2に依存しない環境になってる率が高いですね…(笑)
◼アニメじゃない
これを見てくれ…
ZZいつのまにVer.kaになったの???
やばいですよねーこれ。正直カッコよすぎる。マッシブ系ガンダムの第一人者として嫁に出しても恥ずかしくない見事なプロポーションである(?)
どうせ作る時間ないんで買いませんが、毎年年末年始はガンプラ作るって決めてるんで、今年の年末はコイツでも良いかもしれんな…(5年前から完成していないMGデスティニーを横目に)
最近のMGってパーツ数多くて下処理がめんどいんですよね…素組み以外で作る気失せるのです…でも作り出すと素組みじゃ納得できないんで、結局悪循環…(笑)
【ボーカルRec】僕が思う宅録ボーカルRecの注意点【良い音源を作るために】
宅録レコーディングについてです。
私がディレクションしたものは私が弄るので、私の好みに合わせて録りますけど、その録り方について最近考えさせられることがあったので記載しておきます。
宅録を行っている方の中で、最も比率が多いのはやはりボーカルだと思うのです。ギター、ベース、ドラムは日本の住宅環境では自宅でアンプの音をマイクでRecするのは不可能でしょうし、ラインで直接繋いでアンプシミュか打ち込みが手っ取り早くて音もいいです。
でもボーカルは、仮音源や、趣味の宅録音源を自宅で録る方が非常に多い気がします。まだ上記の楽器隊よりは自宅でもレコーディングし易いです。
というのも、今まで私は録り音と言うものにそこまでこだわっておらず、ある程度の音で録れればあとはMixの時になんとかしようという考えがあったんですよね。
そこで、よりクオリティーの高い音源を目指してMixやマスタリングの知識を詰め込み、練習をし、プラグインも相当そろえましたが、どう工夫しても普段自身が聞いているプロのCD音源とは圧倒的な差が生まれます。特にボーカル。
これは歌が上手い下手というよりはミックスが上手くいかないという話ですが、理由はいたって明確でした。
録り音のセッティングが適当過ぎる
この1択でした…(笑)
宅録シンガーが大活躍しているニコニコの「歌ってみた」文化。私はほんとカテゴリが爆誕した時からファンで、DTMを趣味としている現在も大好きなんです。
というのも、あそこって宅録ボーカルDTMの最前線で、恐らくかなりクオリティの高いものがやっぱりバンバン上がってるんですよね。
宅録でもあそこまでのクオリティ出せるぞ!って感じがやっぱり見てて凄い楽しいです。
そんで今DTMを趣味としている立場で見ると、再生数稼いでる音源って、録り音をある程度のレベルでしっかりセッティングしてRecしてるんだろうなって聞いてて思います。しっかり聞ける音源になってるのほんと凄いです。
まぁつまるところ、DTMでの自作音源でも歌ってみたでも変わりません。2Mixミックス時にどれだけ頑張っても元の音源が悪ければその音源をそれ以上のクオリティーにあげることが出来ないのです。
そこである程度宅録でまともな音源を録るための勉強を独学で行い、実行してみて改善を得られたのでその成果をここに纏めておきます。
ちなみに当記事はポップガードが必要〜、マイクスタンドが必要〜といった、ボーカルRecに必要なものを紹介する記事では御座いません。あくまで、必要な機材や用語は理解できている前提となります。(僕が正しく理解できているかは謎)
のでわからない言葉や機材が出てきたら各々ggってください(笑)ホントは書きたいんですけど、書いてたら寝れなくなってしまいますので勘弁…!(笑)
1.マイクの種類
まずマイクの種類です。
至極当然ですが、ボーカル録りには基本コンデンサーマイクを使います。
多少荒い音で録りたい時にダイナミックマイクを選択することもありますが、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクでは本当に録り音の密度が違います。
ダイナミックマイクでは拾いきれない高域や低域も、コンデンサーマイクなら拾ってくれると考えて良いです。(マイクの価格や性能にもよりますが…)
高域や低域と言われてもピンと来ないシンガーさんも多いでしょう。
わかりやすく言いましょう。
ボーカルは感情が非常に乗りやすいパートですので、 シンガーも当然感情が乗った歌を歌います。息を多めに吐いたり、ブレスを大きめに吸ってみたり、声を震わせてみたり、様々な工夫で歌に感情を乗せますよね?
せっかく感情を乗せたんだから、どうせ録るならその乗せた感情を全て記録できれば良いんですけど、ダイナミックマイクだとその特性上、それらの絶妙な息遣いや声色を拾いきれません。
しかしコンデンサーマイクだと、拾う音の範囲が広いので、余すところなく音が録れるからコンデンサーマイクを使うのです。
コンデンサーマイク内でもメーカーや型番で当然性能が違います。このマイクはフラットに録れるけど、あっちのマイクは高域寄りだよね。といったようにそれぞれのマイクにはそれぞれの性格があるので、録りたい音、イメージした音をまずマイク選びからすすめる必要があります。
宅録で一歩上の音を録るなら、イメージ通りの音で録れるマイク選びは必要かと思います。
あと、コンデンサーマイクはその集音声から、住宅環境音が入るという懸念がある。という人もいるでしょうけど、単一指向性の物を選んで、リフレクションフィルター立てればまぁ大丈夫です。
というか環境音気にして、環境音入らないようにダイナミックで録る方って、じゃあダイナミックマイクだと環境音入らないの?って思います。
ダイナミックマイクで録ろうとしてる時点で宅録出来る環境では有るんでしょうから、そこまで環境音もうるさいわけではないと思うんです。それならリフレクションフィルター+コンデンサーの方が音抜けも良く、よっぽどいい音に仕上がる可能性があると思います。
纏めますと
- よっぽど環境音がうるさい方or抜けにくく、大味なサウンドが欲しい方はダイナミックマイク
- 少しでも繊細なRecを目指す、抜けのいい音が欲しい、ボーカルの表現を出来る限り活かしたいという方はコンデンサーマイク
- あくまでボーカル録音という目的なので環境音対策、集音の理由から単一指向性もしくは単一指向性を選択出来るものを選ぶ
この3点を気にしながらマイクを選べば良いと思います。
正直集音的な話になると、コンデンサーマイクの価格は性能に比例すると思います。やはり高いマイクはそれだけ緻密な音が録れます。
しかし高いマイクが良いというわけではなく、あくまでマイクのキャラクターで決めてあげるべきだと思います。自身の思う音が取れるマイクを予算と相談して用意しましょう。
2.リフレクションフィルター
さて、マイクを選択し、いざ録るぞ!となって適当にマイクをスタンドに立てて、部屋の適当な位置で録音してもいい音でとれるのでしょうか?
実はある程度いい音で録れてしまします(笑)
なのでMix等のエンジニアリングに関わらない方からすると、「おおーいい音じゃん」となりがちですが、適当な場所で録った音源がMix時にもある程度通用する音源となるのはあくまで反響の少ない環境で録った場合の話です。
残念ながら反響音残響音対策をしていない普通の自室に適当にマイク立ててポップガード使ってRecしてもその音源は実は反響音だらけで非常に使いにくいです…(笑)
というかその反響音が邪魔して、音にまとまりが出ないボーカルになってしまいます。
集音声の高いコンデンサーマイクが部屋鳴りまで録ってしまってる状態ですこれ。
歌上手い歌手のCD音源とかって、ボーカルがビシっと決まったところにいるでしょ?しかも息遣いとかもちゃんと繊細に録れてて、びっくりします。
あれってしっかりシンガーの口から出てきた音のみをRecできてるからなんですよね。録った音源に反射音が入るってことはその分リバーブとかディレイみたいなエコー感まで一緒に録った音に入るってことなんで、音像がブレるんです。
でもじゃあ自宅で反響音を完璧に抑えるにはどうしたらいいの?
そんなん無理(笑)
本格的に工事すりゃあなんとかなるかもですけど…
なので簡易的な対策として、リフレクションフィルター使いましょう。
見た目はちゃっちいですが、こればっかりはホント使用したほうが良いです。録り音がかなり変わってきます。繊細かつはっきりとした音で取れるようになりますので…!
それだけ反響音っていうのは音のクオリティーの邪魔をしているということです。
このリフレクションフィルターはマイク後方にある壁からの反射音をカットしてくれます。ですので、リフレクションフィルターを使用してもまだ反射音が入る場合は、マイク正面側(シンガーの背中側の壁)からの反射音が入ってることになります。(というかなんの対策もしてなければ大体は入ります)
次はその場合の対策です。
3.マイク正面側からの反射音対策
マイク正面側の壁の反射を抑えるための対策手段としては
- 壁に吸音材を貼り付ける
- シンガーの後ろに毛布や布団を吊るす
このどちらかが効果的になると思います。
SONEX等の吸音材なら壁にペタッと貼り付けて気軽に反射音対策となります。
一方布団や毛布を吊るすのも結構効果があり、吊るすための手段として、パーテーションに引っ掛けたり、つっぱりで引っ掛けたりと、工夫と手間が必要ですがこれも確実に反響音を減衰させてくれます。
また、壁ではなく本棚を壁一面に設置し、本で吸音を図るなんて事も聞いたことが有ります。これは効果の程は知りませんが…(笑)
とにかく前述したように、反射音はいい音の最大の敵ですので、出来る限り除去するのが最善です。それ故布団に包まって録るなんていうのも案外有りな気がします
4.マイクと口の距離
実は今回一番大事です。
これは色々諸説ありますが、僕は出来る限り近いほうが良いと思います。マイクとの距離が遠くなればなるほど空気感が入りますが、出来る限り繊細にRecをしたいのだからマイクに吹きすぎない程度で、出来る限り近い位置で録りましょう。
マイクから距離が離れると息感が消えます。息感というものはやはりボーカル音源にリアルさや潤いを与えると僕は思います。
また、レコーディングをしているときは、マイクと口の位置関係を変えずに録りましょう。もうこれは絶対です。何テイク録ろうが関係ありません。1000テイク録ったとしても変えては絶対にダメです。
例えばRec中にマイクと口の距離が近くなったり離れたりする場合は、息感のある部分と、空気感のある部分が混在してしまい、双方の部分で音質が変化しているので、もうMixではどうにもなりません。
もう一つ例を挙げると、Rec中にマイクと口の位置が右左にずれるのもナンセンスです。録ったボーカル音源があっちにふらふら、こっちにフラフラしてるように聞こえます。これもMixでは直せない部分です。
エンジニアに音源を最終的に丸投げするにしろ、エンジニアではどうにも出来ない部分が部屋なりとマイクの距離感です。Mixやボーカルエディット時に綺麗な音源に直してあげたいのは山々ですが、ここばっかりはどうにもなりません。シンガーがケアすべきポイントだと思います。
5.Rec時のインプット音量
音割れ(クリップ)ダメ、絶対
これはデジタルで音楽をする上での絶対条件です。クリップはダメです様々な方向に悪影響をもたらします。クリップした音源は全てボツにするべきですし、そもそもクリップしないようなインプットゲインの設定が大事です。
特に勘違いしやすいのが、DAW上のインプットメーターではクリップしてないから大丈夫だなガハハと思ってRec進めてたら、実はI/F側ではばっちりクリップしてましたよってやつ。
結局これはDAWのインプットメーター的には赤付いてませんが、音の入口であるI/F側でクリップしてしまっているので、Recした音源は音割れした状態の物となってしまいます。
ホント注意ですこれはやらかしやすいので(僕も散々やった)
では逆にI/F側のインプットの設定の適正ってなんだ?って話ですが、これはその時その時でそれぞれだと思います。
ダイナミクスが大きい曲だと、小さめのインプット設定にするでしょうし、ダイナミクスを少なく歌うならある程度大きめのインプットゲインを設定すると良いです。
要はクリップさえしなければいいんです。ただ、クリップを恐れて小さい音で録るとそれはそれで弊害があります。
小さすぎる音で録った場合、その音をMix時に聞こえやすい音量まで持ち上げることになりますが、その際にノイズも大きくなります(笑)
ですのでノイズの少ないクリーンな仕上がりを期待するなら、その曲中で一番大きな音量が出るシーンで、クリップしないインプットゲイン設定をするといいです。
あと、A,Bメロとサビでとんでもないダイナミクスとなってしまう場合はパート録りをして、小さい声で歌うパートを録る際にインプットゲインを持ち上げましょう。
基本的にピークで-6dBを目安にRecすると潰しが効く音源になると思います。
また、クリップ対策として、DAW側の設定を32BitFloatにしてRecしてしまうと言う手段があります。
32BitFloatは簡単にいえば波形上クリップしている様に見えても、音量を下げればクリップしていない音源になるという不思議Bitなので、非常に便利です重いですが。
これにより、万が一クリップしてしまっても、クリップしていない波形へ調整する事が可能となるので、良テイクがクリップで死という事がなくなります。
この場合、書き出し時も32BitFloatで書き出すか、クリップ部は音量を調整してから書き出す必要がありますが、非常に効果的な手段と言えます。
また、コンプやリミッターを使用してクリップを防ぐ方法もありますが、これは結構というか、かなりの知識と経験が必要で、下手にこれをしようとすると録り音が根本的に変わってきてしまいます。
というか、この方法はエンジニアがMixも見据えて目的の音を作るためにRec時からエフェクトを使用するのであって、2Mixの全体像が見えていない段階であれば使うべきではないと考えます。
なので、I/F側のマイクプリのインプットを調整するのがもっともマイクの性能を活かし、且つ単純なセッティング方法だと思います。
以上長くなりましたが、5つのトピックでした。
基本的にここを抑えたレコーディングをすれば現代のDTM環境なら安機材でもかなりいい音源が作れるかと思います。
ちなみに当然I/Fやマイクケーブルの性能にも録り音は依存します。が、今回のエントリーに記載した5つのトピックほど重要な変化は出ない無いと思います。
というのも、I/Fを良いものに変えてRecしても、Recする方法が間違ってたらMixやエディットでカバーしきれない素材となってしまうので、結局I/F変えても良い音源には仕上がらないんですよね…(笑)
ただ、今回の5つのこれはあくまでもクオリティの高い2Mixを仕上げる為に最低限必要な努力ですので、ここから先の
I/Fの性能、能力(UADなんかは実際宅録ではかなり強力です。)や、
マイクプリアンプ、マイクケーブル、コンプレッサー等と言ったアウトボード機材を好みのものをチョイス、それらで音作りをして、初めてオリジナリティが存在し、且つ質のいいボーカル素材をRecすることが可能となると考えています。
とは言え、やはりアウトボード機材はアマチュアには中々手が出せない価格帯の代物ですし、今は安いI/Fにも相当良いプリアンプが乗ってるので、ボーカルを商用音楽に近いようなキレイな状態と仕上げるためのRecというのであれば、機材はそこそこにして、本エントリー内のようなセッティングに力を入れるべきかと思います。
以上、長くなりましたが、簡単な勉強の成果でした。実際に私もリフレクションフィルター無しのコンデンサーでのRecや、ダイナミックマイクでのRecという今考えるとRecした時の音源がもったいないなーと思うような失敗を経験してきましたが、現在はかなりマシな音源が録れる用になったと思います。
気が向いたら何曲かアップしてみます。
アップに向けてがんばろっと
RealGuitar4のSong機能が素晴らしい件について
みなさんこんばんは。昨日夜中に外でたら白い息出ましたビビってます寒い。
◼CubaseとAbleton Live
先日のエントリーでCubaseとLiveの使い分けをしなきゃならないうんぬんと言っていたサツキタクヤです。
私はアコギ音源はRealGuitar3を使っていたのですが、ふとMusicLabのマイページを開いてみるとRealGuitar4へのアップグレードが49ドルと格安だったので、一体どんな機能が追加されたのか調べてみました。
てか発売は去年の夏だったんですね知らなんだ…(笑)
するとびっくり!!コードワークをサクサクっと作れる機能があるじゃないですか!!
その名もSONG機能!!
Cubaseのコードアシスタントのようにコード進行を提案してくれるわけではないですが、実際にものすごく早いスピードで鳴らして確認が行えるので、もうこれでいいじゃんと。
いや~正直感動しました…。まじで使いやすい…。(アップグレードした)
ただ、ProminyのHummingbirdを見てしまうとやっぱり音はあっちがよくて、そのうち入れ替えたいですよねぇ…使いやすそうだし。
Prominy Hummingbird demo - Shine
しかし音で負けていてもあのSong機能はほんと強いです。僕の場合ラフスケッチを何個も書くので、最高と言わんばかりの機能です。
ちなみにAbleton LiveでvstのRealGuitarを読み込まないの、あれは仕様なんですかね??AUでは読み込めているので、vstのRealGuitar読み込まねぇよ!って困ってる方はAUを使うことをおすすめします。
これでいよいよCubaseは歌録りorミックス専用DAWとなりそうですな…。もうそうなってくるとPro Toolsの方が良さげですが…。あれサブスクリプションなんですよね…?
そうなると乗り換えは気が進みません…(笑)
もやもやしていた物が一気に解決した感じがして、これで非常に有意義に趣味を満喫できます。
そういえばAbleton Liveってアレンジメントビュー使用時のMidiリアルタイム録音ってどうトラック内でクリップが重なっちゃうと上書きでレコーディングしちゃうじゃないですか。
あれなんとかならないのかなーと思っていたり。上書きしても、非破壊編集扱いであとで後ろにあるファイルと統合できる設定とか会ったりしたら良いんですけどね〜!
◼World SuiteとETHNO WORLD 6COMPLETE
最近、某猫叉氏の影響でエスニック音源が欲しくて欲しくて堪らないので総合音源を購入しようかと企んでいるんですけど、ここ1年位でこの2製品が発表されてたんですね。
どちらもデモを聴く限りだと一長一短な気もします。ETHNOの方が楽器数が多いですが、高い(笑)
World Suiteは楽器数で若干負けている気がしますけど、音といい、機能といい、使いやすそうです。なんでどっちもデモないんでしょうね…?
ETHNOは5の焼き増しっぽいので、個人的にはWorld Suiteでも良いかなーと思ってます。高いのはヤダ。
問題はブラックフライデーとサイバーマンデーでセールするかどうかですよね…(笑)
一ヶ月後だし、ゆっくり待ってても良いかなーと思ってますけど、某店に今年の夏のセールの在庫で50ドルOFFのWorld Suiteが残ってるので、もうさっさと買ってしまうのもありか…。
ETHNICとエレポップを融合させたりしたら面白そうですもんね…やってみてーーー
CubaseとAbleton Live
タイトルにもありますが、私は製作時にCubase Pro 8とAbleton Live9 Standardを使い分けております。
どちらも国内外問わずに人気のDAWなんですけど、やっぱりそれぞれにしか出来ないことがあって、こいつらが合体してくれたら最強なのにな〜と日々思うばかりです。
というのも、作業工程がどこからスタートするかによってかなりアプローチが変わってくるんですよね私の場合…
サンプリングして、上ネタを叩きながらトラック作るならPushが使いたいのでLiveからスタートします。
コードから作るならコードアシスタントの有るCubaseが断然楽ですし、自分では思いつかないような発想が飛び出してきます。
ミックス案件ならコンソール画面が存在するCubaseが視覚的にもわかりやすいです。
鍵盤上でのアレンジに行き詰まったらPushの力をかりてスケールの音を無造作に叩きます。これもLiveじゃないと出来ない。
正直なこと言うと、個人的には機能的な面や、画面の見やすさではCubaseが圧倒的に勝っていると思っています。特に前述したコードアシスタントは非常に強力です。ショートカットの設定や、プリセットの設定など、自分好みにカスタマイズすれば鬼に金棒のようなDAWです。
対してLiveはそれ単体だと味気ないですが、Pushの存在が大きな影響を与えています。
即座にオーディオをAttackでカットして各パッドに当ててそれをドラムラックにぶち込んですぐに叩けます。
Push自体のパッド配置も素晴らしく、鍵盤とは違った発想のフレーズが作れたり、スケール機能もかなり優秀です。
一見するとこの使い方だとMaschine+Cubaseでいいのではと思うかもしれませんが、MashineはDaw上で音を鳴らす際はMashine内でシーケンスを組んでそれをDAWに落とし込むという作業が発生しますし、管理が非常にややこしいです。
また、Pushのようにパッド数が有るわけではないので、メロディーラインの幅が狭いです。
MashineはMk2→Studioと使っていましたが、正直あと一歩使いやすさが上がればなぁという印象があり、Pushに買い換える際に売ってしまいました。
mk3の動向次第では導入もありますが、他社製DAWとの連携性の向上については微妙なところでしょうし、なにより結局フレージングをPushに頼る現状を考えると、どうしてもMaschineではPushの代わりにはなり得ません。
しかしCubaseには今サンプラートラックなるものが有るらしいじゃないですか!!
念願のトラックでしたが、残念なことにAttack検出による分割はできないとのこと。
それさえできればああああああああああと思ったのですが、やっぱりPushのあのアトランダムな音の鳴らし方はCubaseでは出来ないので、Pushに依存してしまっているこの体ではLiveがやはり最適ということになりそうです。
結局のところCubaseのコードトラックに依存している部分もありますので、コードワーク時のみCubaseを使用して、制作した進行をmidiで起こして、Liveで使用するのが一番てっとり速いでしょうね(笑)
しかしCubaseのマッピング関係の使いやすさは凄いと思います。Ableton Liveではマッピング編集はおろか、ショートカットの変更すら出来ないので…
Liveがその辺を順当に強化してさえくれればさっさとLive一本化できるんですけどねぇ…
Abletonさーーん見てる???
(オチこれかよ)
【Waves】格安セールとWUPとアップグレードについての備忘録【損しない為に】
最近何かとセールが多くて話題の老舗プラグインベンダーのWaves。
2020年代も近づいている今となっては他社のベンダーも良いものを出してきたせいか、古くさいと感じるプラグインも多いですが、僕はMIXやマスタリングだけでなく制作時も未だに手放せないプラグインがたくさんあります。正直Waves無しで作業しろと言われるとかなり困るれベルで必需品です(笑)
今も25周年セールでDiamond bundleが破格の174$とかいうバカみたいなセールやってますね。(約2万円ほどです)
↓まじで格安すぎて持ってない人は全員買うべきというレベル
ちなみに公式HPの方ではPlatinumからDiamondへのアップグレードが90$とかいうこれまたバカみたいな破格でしたので僕も速攻でアップグレードしました。
65種類のプラグインが入って2万円なんだからほんともう価格破壊ですよね…ちなみに4年ほど前のDiamondの価格は10万円ほどでした…(笑)
僕はPlatinumを4年前に7万円で買った口なので普通に凹みますね…(笑)
DTMerだけでなく、歌ってみたや弾いてみたみたいな特定のコンテンツで活動されている方もこのバンドル一つでノイズ取りやピッチ補正から2MIXまで終わらせることができちゃいます。ちょっと本格的にミックスとかしてみたい人にもほんとオススメです。
さて、WavesにはWUPという1年間の更新保証制度がありますよね。
これはWavesの製品購入時から1年間はメジャーアップデートや所有バンドルに新たにプラグインが追加された時に、それらが無償で更新出来ますよ〜ってやつです。
1年後、WUPの期間が切れてしまうと更新料金を払ってWUP期間をまた1年追加することが出来ます。
一時期Wavesの製品はセールで安く購入してもWUPしないとライセンスが切れて使えないんだから結局高いみたいなデマが広がりましたが、重要なのはWUPの期間が切れてもライセンスが失効するわけではないということです。
つまり購入から1年後、WUPの更新をシカトしたとしても、購入時のライセンス自体は生きているので、なんの問題もなく使えてしまうということになります。
じゃあWUPってなんのためにあるんだよ!!!!
って話ですし、更新料が所持プラグイン数によってWUP最大価格の300$に達する方もいると思いますので中々に高額な出費となります。
そこで私がWUPについてサポートに問い合わせしたことをここに纏めておきます。
Waves導入したい方でWUPがネックになって迷っている方等の助けになれば幸いです。
まずはWUP期間でないと出来ないことを纏めておきます。
WUP期間中でないと出来ないこと
- メジャーアップデート時にアップデートされたバージョンを使用する
- 所持バンドルに新たに追加された製品をダウンロードして使用する場合
恐らくWUP期間中でないと出来ないこと、つまりWUPが必要となる時というのはこの2パターンのみだと思われます。
これがどういうことを意味するかを説明します。
Waves製品を買った時点で付属するライセンスは、常に一番最新のバージョンのモノが付属します。WUPとはその状態から先1年で何かしらの更新があった場合には無償で最新版に更新できるよーってことです。
つまり先程も述べたとおりWUP期間が切れてもライセンスが失効するわけではありません。あくまでメジャーアップデートと追加プラグインの更新権利が無くなるだけです。
Wavesを購入する場合は最新版のWavesの動作環境と、所持PCのOSを確認して購入しているはずですし、まず間違いなく動作する環境が整ってるはずです。
逆に1年後、WUPの期間が切れる際に使用しているPCのOSも変わらず、この先1年間もPC環境を変化させることがないとか、この先追加されるかもしれないプラグインは別にいらないかなというのであれば、高額なWUP更新料金を払う必要は無いのです。だってWaves動くんだもの。
ところが、1.のメジャーアップデートについてですが、これが個人的にややこしいポイントでした。
Wavesは数年に一度バージョンをメジャーアップデートします。
その際にはインストーラーや、対応OS等の仕様変更が発生するのですが、使用しているOSが動作対象外となった際にはWavesが動かなくなってしまいます。
その場合、Wavesを使い続けるためには
①メジャーアップデートを諦める
②最新のWavesかOSが使いたいので、OS更新後、Wavesもメジャーアップデートをする
という2択になるのです。
①は非常に単純です。PCの環境を変えずに、Wavesの環境も変えない。現状維持をすることでWavesを動かします。
この場合、Wavesを使い続けるためにPCの環境も古いものを使い続けることになります。現在WinもMacも結構頻繁にOSのアップデートが有るため、2,3年も経てばあっという間にレガシー環境となることも多いので、正直個人的には余りオススメではありません。(このことについては別記事を記載します)
対して②の両方更新して最新の物を使うという方法があります。
↑ここ!!この考えが今回の落とし穴!!!(うるさ)
Wavesにはアップデートに種類があり
メジャーアップデートとマイナーアップデート
の2種類が存在します。
メジャーアップデートとは
V7→V8→V9
の様に大きな仕様変更の事です。現在はV9というものが最新となっています。V8→V9は2012年だったのでもう5年もメジャーアップデートは来ていないことになりますね…(笑)
このアップデートを適応させるためにはWUPが必要であり、大きな仕様変更による動作対応過去OSの切り捨てが行われます。先程述べた、OSが動作対象外となる原因の一つです。
対してマイナーアップデートとは、V9等のバージョン内での小さなアップデートを言います。
V9.3→V9.6→V9.91
のようなアップデートですね。
こいつの更新権利はWUPとは全く関係ありません。
私が馬鹿なだけかもしれませんが、私はこのマイナーアップデートもWUPが必要なのだと勘違いしていました。
なぜなら、Wavesの公式HPにログインしてMy Productから所持シリアルを確認すると、シリアルのバージョンがずっとV9.2と表記されていたからです。
↑こんな感じですね。
私のPlatinumのWUPは2015年にとっくに切れているので、マイナーアップデートができずに、9.2のままなのかーと思っていましたが、どうもおかしいと気づきました。
というのも、先日Abbey Road Collectionを購入したのですが、そのシリアルですらバージョンがV9.2のままになっているのです。今2017年っすよ!?2017年に購入した物なんだから最新版のV9.91じゃないとおかしいわボケェ!!
そう思って穏便にサポートに確認したところ、My Productで確認できるバージョンはあくまでシリアルに関するバージョンであり、プラグイン自体のバージョンとはまた別物とのこと。
つまりシリアルのバージョンがV9.◯だと、V9に関するマイナーアップデートはWUPなしでも受けられるし、最新のバージョンのプラグインが使用できるよーって事らしいです。
分かり辛ッ!!!
V9初期のときに使用できていたOSX10.9Mavericksは、確かV9.3へアップデートされた際に動作対応外となってしまいました。
このときはOSMacに慣れてなく、OSをYosemiteに更新してしまったので「これが噂に聞くWUPが必要な理由か…」と思いつつもWUP期間内だったのでWavesのバージョンを更新し、その後yosemite環境でなにも困らなかったため、今まで3年間ほどYosemite環境にPlatinumで作業をしていました。
逆に言うとWavesの最終更新が3年前と古くてyosemite環境に依存してるのでMacをSierraに更新できなかったんですよね。CubaseもそのせいでPro 8で足踏みです。
だから私が使用しているWavesで最新版の9.91を使うにはWUPが必要なんだろうなーと思っていました。ところが先日のセールでAbbey Road Collectionを購入した時に、
「こいつは新しく買ったからV9.91なのかー。PlatinumはV9.3なのになー。新しくかったWavesにWUP期間合わせたいし、MacのOSもyosemiteからSierraに更新したいしそろそろPlatinumもWUPかアップグレードするかー…」
なんて考えてたらMy Productで全部V9.2なんて表記されてるもんですからそりゃ目からウロコですまじで。
まぁ結果的にマイナーアップデートはWUP関係ないので、私はWUPせずともV9.91のWavesが使えますし、My Product上での表記と実際に使用しているプラグインのバージョン表記は意味が異なりますので、心配する必要もなしということです。
私個人としてはSierraのメモ機能がiCloud対応になったことで制作上のメモがiPhoneやiPadで共有できるという恩恵を受けたかったので、凄くOSを更新したかったんですよね。
ところがV9.3はSierraじゃ動かないんですって。
Wavesのみが足かせと鳴っていたのでWUPするかDiamondにアップグレードしてしまうかーと考えていました。(バンドルのアップグレードでもWUPが更新されます)
でも実際にはアップグレードもWUP更新も必要なくSierra対応のV9.91を使用する権利があったということですね…(笑)
結果私は②のOS、Waves両方を更新して最新のものを使うという方法が取れたわけです。
ここに関しては本当にわかりにくい部分だと思います。というかマイナーアップデートでOSを切り捨てないで頂きたい本当に紛らわしいです(笑)
WUP費用>Diamondへのアップグレード価格
となるのであればWUPもついてくるアップグレードの方がプラグインも増えてオトクなのですが、これで費用0でOSとWavesを新しく出来るじゃんと思ってましたが
Diamondが90$というのはやっぱ買っちゃいますよね…
実際僕はクーポンと、Center所持だったので74$でDiamondになりましたナニコレェ
個人的にUADや他社プラグインもあるのでDiamondは要らないのですが、HorizonやMercuryへの踏み台が74$はかなり破格と感じたので…。
恐らく今回Platinum→Diamondのアップグレードがここまで安いのはDiamondがセール中だからなのですが、(通常時の同アップグレードは300$だったと思います)セールがアップグレードにも影響するということは、将来的にこの流れでHorizonが格安セールになった時の踏み台に持って来いだと個人的には感じます。
Platinumからだとラウドネスメーターやノイズ除去系のプラグインが主な追加なので地味といえば地味ですが…(笑)
そろそろV10も来ると思いますし、こんなにやっすいならここらで一旦更新しておこうかなと。WUP期間中にメジャーアップデートが来たら儲けですね(笑)博打です(笑)
つまりまとめると、
- WUPはメジャーアップデートが必要な場合に購入
- WUP価格>アップグレード価格ならアップグレードが得(WUPも付くので)
- メジャーアップデートによるOS切り捨て、やバンドルへの追加プラグインが欲しい場合はWUPが必要
この3点ということです。それ以外ではWUPする必要なんざ全くありません。
WUPは所持製品数で価格が決まりますが上限は300$です。Platinumで確か昔245$ほどだったので今回のセールでDiamondを購入した方は恐らくWUP費用を支払う場合300$近くかかると思います。
しかしよく考えるとWUPの恩恵が一番でかいメジャーアップデートは2012年を最後にもう5年も来てません…(笑)
しかもマイナーアップデートで対応OSをWavesが無償で更新してくれるのであれば、次のV10へのメジャーアップデートにWUPもしくはアップグレードを考えるのが一番損しない方法と思われます。
はぁーサブスクリプション制みたいに搾り取られるイメージがあったWUPですが全然そんなことない善良な仕組みですね…WUPの価格は高いですが(笑)
WUPの価格が高いならいっその事毎年払うWUP価格分を貯金してアップグレードしちゃおうぜっってのが一番賢いですね。
唯一の欠点は本当にこの制度がわかりにくいことでしょうか。
というわけでWUPに関することでWaves導入を迷っている方は迷わず購入しておkだと思います。最近のWavesはかなり安くなってますしコスパ最高です。ミックス時エフェクトの使い方の基礎も学べると思います。
長くなってしまいましたが備忘録の殴り書きですので許してください…(笑)
何かご質問あれば分かる範囲であればお答えしますのでお気軽にどうぞー。
ではでは。
お部屋の妄想(備忘録)
妄想癖があるということ。そう。それはつまり感性が豊かということ。(←?)
妄想癖の申し子サツキですどうも。
10月末で引っ越しが控えてるので、部屋のレイアウトや家具等を一新しようと考えております。
そんな時、役立つのがAmazonの欲しいものリスト。こいつに好みのデザインやサイズの家具をバンバン突っ込んでいくのが今最高にマイブームです。
限られた予算と部屋のサイズの中でいかに自分好みの家具を見つけられるか…。
あと自分の時間が少ないので欲しいものリストを余裕ある時間に作っておくと買い物に掛ける実際の時間が少なくて住むのがとても良い。
ただ引越し先となる実家の自室、もう築20年近くになるので私の部屋の壁紙と、床のカーペットが一部結露によるカビ等でボロッボロに…
この際なので貯金使ってキレイにDIYしようかとか考えてしまう始末…。
異動休暇4日貰えるし、僕が出ていった後も父達がどうせ部屋を使うと思うので、キレイにするのは良いことですよね。
まず床直張りのカーペットはダニやホコリに気がいかないフローリングカーペットを敷き直します。
壁は長年の結露で穴空いて崩落してる部分があるので(マンションとしてどうなんだそれ)パテ埋めして一部壁紙を張り替えてしまいましょう。
部屋の一部の壁際にはラブリコでウッドウォール設置して、ついでに天井釣り系の収納やインテリアが使えるように天井にも木材を這わせます。
・・・・・。
これ作業に何日かかるんだ…。
そんな不安もあり、私ググりました偉い。
まずやりたいことをピックアップ。部屋は控えめなブルックリン風を目指します。
- 床の直張り絨毯→ホコリダニの気にならないウッドカーペットへ
- 穴が空きがちの壁を塞いで、壁紙のリテイク
- 窓を簡易的な二重サッシに(結露対策)
- ラブリコによるウッドウォール制作
- 現在所持しているDIY家具のウォールナット塗装
まぁざっとこんなもんでしょうか…。
部屋の着陸点としては英字ステッカーとかベタベタ貼ってるこてっこてのブルックリンスタイルは個人的にはナンセンス趣味じゃないので、ナチュラルな木目家具にちょっと高級チックなウォールナット塗装+黒アイアンが使用されている家具で統一感を出していきます。
まず
1.ウッドカーペット
これはもう正直言うと築20年の直張りカーペットが傷んできているので本来ならフローリングに張り替えたいところですが予算的に床に50万は出せないので妥協策です。
絨毯床の上にウッドカーペットを敷く場合、よく言われるのが下層となるカーペットにダニ、カビが発生繁殖するという危惧ですよね…。
とりあえず対策としては
を施してから上にウッドカーペットを敷くのが良いでしょうかね。
ダニに関しては、一度既存のダニを徹底的に退治してしまえば、後はフローリング同等のウッドカーペットを敷くので、下層となるカーペットにダニ発生の元となる髪の毛や食べかすと言ったゴミが溜まりにくく、一安心でしょう。
市販のダニ対策シートも一応敷く予定ですが、あれは効果が1年ほどしか続かないらしく、気休めでしょうね…。
問題はカビです!!!
実家の自室はマンションの高層階のため、結露が凄まじく湿度がえげつない!
現在床となっている直張りのカーペットも窓際の部分がそのせいで少しカビています…。
そこで備長炭シートをウッドカーペットの下に敷き詰めて湿度対策を施します。
こうでもしないとウッドカーペットに覆われた下の絨毯はあっという間にカビ繁殖してしまいそうで…。
備長炭シートはダニ対策シートとは違い半永久的に効果が持続するみたいなので気休めかもしれませんが無いよりマシかなーと。結露が多い冬場、湿度が高まる梅雨等の季節は除湿機を導入予定です。
ここまでしてからウッドカーペットを敷いて床は終了です。
施工時間に関してはぶっちゃけバルサンした後は全部敷くだけで終わるので1時間ほどでしょうか。これは楽勝だ。
続いて
2.壁塞ぎ+壁紙リテイク。
もうこればっかりはほんと参った。先程も述べたとおり結露が凄まじいので窓際の壁がべっちゃべちゃになって壁紙が死ぬだけじゃなくて壁の石膏ボード的な何かも崩れてるんですよね(白目)
まずパテで崩れて穴が空いてる壁を塞いじゃいます。バルサンする日に一緒にしちゃいましょうかね。パテの乾燥時間もありますし。
壁穴がふさがり次第、ベロンベロンに剥がれた壁紙を補修するんですけど、壁紙がだめになってる箇所って窓よりした部分だけなんです。窓からたれてくる結露水でやられてるんで。
なのでその部分だけ、新しく壁紙張っても妙に浮いちゃって貧乏くさい補修跡が丸見えになるんで、壁用の軽量レンガを窓下から床までの壁一面に貼ってしまいます。
ブルックリン的にも部分的なレンガはありだろうし、結露水にやられる心配もないでしょうしね。軽量レンガの素材ははカビにくい発泡性のダミーと本物のレンガとで迷ういますが、それは価格と応相談。
ついでに剥がれている窓枠の木目プリントもなんとかリテイクしたいですが、アイデアが浮かばん…。
3.窓を簡易的な二重サッシに
二重サッシといえば何かと金が掛かりそうな響きですが、結露対策のための簡易的な二重サッシなら1万円程で好きなサイズに手作り出来てしまうキッドが売ってるみたいです。Amazonで。
窓を二重サッシにして断熱を行う+疑似真空を作る事によって部屋内と外気の温度差から発生する結露を回避します。
簡易二重サッシということで、部屋内にもう一枚窓を作るのですが、窓枠がプラスチック製になるので、隙間がどうしても出来てしまい真空が作れません。
そこで簡易窓枠取り付け後にシールコーキングor隙間テープを施し、隙間を埋めてしまいます。
シールを打つのが個人的には一番効果がある気がするのですが、簡易サッシの窓枠がプラスチック製であり、室内とは言え外気状況に影響を受けやすい窓際の設置なので、いつプラが腐敗して窓枠がダメになるかわかりません。
だめになった時のことを考えると取り外しが難しくなるシール材の使用は少し気がひけるのでここも要検討ですね…。
ちなみに結露対策的な意味では簡易サッシがアルミ製でなくプラ製なのは熱伝導率的に非常に効率的です。内窓の窓材はアクリルパネルを使用します。
窓材がアクリルパネルのままじゃ見た目に味気ないので、水まわり用のデザインガラスフィルムを貼り付ける予定です。
あと窓枠と窓材アクリルの取付箇所は確実にシールを打ちます。出来る限り隙間をなくして、趣味のDTMの為に防音効果も高めます。
ここは時間がかなり掛かりそうですね…。3時間ほど見ておいたほうがいいかも…。
4.ラブリコによるウッドウォール制作
これは別に必要ではないのですが、自室には収納が少ないので、欲を言えば壁掛け収納や棚がほしいんです。でも自室の壁の半分は針が刺さらないコンクリ壁なんですよね。
そこで壁の一部を、ラブリコと1×4材を使用して簡易的なウッドウォールを作ってしまおうという算段です。制作したウッドウォールにウォールラック等を取り付けます。
具体的には
- DTM用デスク後ろに天井いっぱいのショーラック兼資料用棚
- ベッド側壁面に衣類フック取り付け用ウッドウォール
- 天井に1×4材を這わし、吊り下げインテリアの使用を可能に
といったところでしょうか。部屋が狭いため、あまり使いすぎると木々しい部屋になってしまうため、バランスを見ながらと言ったところでしょうか。
1×4材用ラブリコは省スペースに取り付けられるので、部屋全体の木材の量を見ながら追加していくのが良いかもしれません。
使用する1×4材は全てウォールナット塗装を施すので、引っ越し荷物が届き次第5.と同時進行で作業開始でしょうか。
ウォールナット塗装さえしてしまえばあとはラブリコをはめて組むだけなので、これも材料さえ揃えば1時間で終わるでしょう。
5.現在所持しているDIY家具のウォールナット塗装
DIY家具といっても、今現在あるのはDTM用デスクのみです。IKEAのオイル仕立て無垢材天板に伸縮脚と自作引き出し(Komplete Kontrol S88用)を取り付けた大きなデスクなのですが、なんの塗装も施していないナチュラルカラーなので、これをウォールナット塗装します。
引き出し部分はともかく、デスク部分は足取付時に間違えて空いた穴があるので、ついでにパテで埋めてから塗装しようと考えています。
また、無垢材で水物(コップ等)が使いにくいので天板と同サイズの天板用ガラス板を発注して取り付けます。iMacのガラスディスプレイとのシナジーが期待できますな!
一度表面をヤスってからの塗装となるので2時間位かかるかもですね…。
さて、ざっと工程はこんなものですが、総作業時間はめちゃくちゃ段取り良く行ってざっと8時間ってとこでしょうか!
個人的な難所は二重サッシとウォールナット塗装でしょうかね…。
木材の量にもよりますけど、塗装はほんとに時間がかかりそうで…。
一日仕事だなーと思いながらも、住む家は大事にケアするものだと考え、今から段取り組んでいこうと思います。
気が向いたら使用する材料をまた詳しくまとめようと思います。
なんせ書かないと忘れちゃいそうで…。
以上なんのオチもない個人的備忘録でした。
2mixについて思うこと
我、プラグイン買いすぎ候
どうもご無沙汰です。
仕事の関係上転勤で岡山に居る私です。
岡山県のとあるど田舎に10月まで住まなきゃいけんのですが、もうほんと周りに何もない。
何もなさすぎてお金を使うことも無いのでついついプラグイン買っちゃう星人になってしまう…。
最近のWAVESはあれですね。凄いですね。もう殆どのプラグインの開発費の元を取ってしまったのか、ウルトラハイパーミラクルセールを打ちまくり見事に我が財政を圧迫しております。
私も先日CLA Classic CompressorとAbbey Road Collectionをまんまと買ってしまいました。
定価だと2つでいくらするんです…?と思って調べたら驚愕の約20万円!!!
それが約150$で買えるんならあんなもん誰でも買っちゃうわよ…ねぇマリー?(誰)
これでWavesは
・Platinum
・CLA Classic Compressor
・Abbey Road Collection
にプラスして単体で
・Vocal Rider
・Center
・SSL E-Channel
がある状態なので、ほぼほぼやりたいことはなんでも出来る状態に。あとはG-Channelとバスコンプ入ってるバンドルだけ買い足したらもうWavesはしばらく良いかなーと思う次第。
エンジニアリング系のプラグインで後ちょっと気になるのは
・FabFilter “Pro-Q 2”
・OZONE7 ADVANCED
くらいでしょうか。とくにFabFilter “Pro-Q 2は知人が使っているのを見てほんと欲しいです…。
ミキシング依頼を受け持つことが最近多いので、どうしてもエンジニアリング系のプラグインを買い漁りがちですが、そろそろソフトシンセも新しいのが欲しかったりします。エスニーーーーーックな音源でオススメないっすかね…
前置きはともかく本日のお題
◼2mixで使う道具について
仕事でも遊びでもなんでも、道具を使って物を作るときって、その道具の使い方を正しく理解していないと自分の思い通りの物が作れないじゃないですか。
これは僕の持論なんですけど、そういう場合に道具の使い方を勉強するときって、自分が使ってる製品についてだけ勉強するだけじゃなくて、ちょっと手を伸ばしてその道具のルーツを学ぶのが実は大事だと思うんです。
例えばコンプレッサー。DTMerが今や当たり前の用に使っているコンプレッサーは、沢山のメーカーから様々な商品が販売されています。フリーもいっぱいあります。
DAW付属のものだったり、プラグインメーカーから買ったりと、それぞれが使いやすいものを選択して使用しているでしょうけど、このコンプレッサーにも元となった一つの商品があるはずです。
iPhone→スマートフォン(Android)と普及していったように、一つの道具には、それの元となった元祖がいるはずなんです。
でもことDTMに関しては、最近すごく思うんですよね。何がって、僕って24歳なんですけど、僕ら世代で音楽してる人(特にDTM)ってもう物心ついたときからPC環境で作られた音楽が当たり前なわけで。
でもデジタル環境以前のアナログ環境でも当然音楽制作は行われていました。
今僕らが使ってるDAWというものはMTRやアナログ機材を配線していた制作環境をまるっとPC内に収めるというコンセプトなのだから、当然DAWで使う機能やプラグインエフェクトには元祖となるアナログエフェクターの存在があるということです。(デジタル時代で新たに爆誕した変態系エフェクトなど一部例外もありますが)
現在DAWで行っている操作は、MTR時代から確立されていたものなので、当然その時代のエンジニア達はDAWの操作方法さえ覚えてしまえればあとの作業ルーチンはアナログ時代となんら変わらん訳です。
つまるところDAWから入った世代は既にここで基礎を一つぶっ飛ばしてるわけですな。
そりゃわからんことだかけになるのも当然!
だからアナログ環境時代のことが分からないと、DAWの良さ、悪さというものを本当に理解して使い分けることなんてのも到底出来ない訳です。
「PC制作だからレコーディング時にノイズが減ったけど、高音がきらびやか過ぎてデジタル臭い。だから一回マイクプリを通してからDAWで録音するんだ。」
なんてことも、実機とDAWシステム両方の特性を知っていないと出来ない芸当です。
これと同じようにデジタルだけの知識でも確かに道具は扱える。でも、アナログのことも知っておくと、その分の知識と経験値をデジタル制作にプラスすることが出来ます。
また、元祖というものは機能が必要最小限のことが多いです。つまるところ元祖=基礎なのです。後に登場した派生品はそれを元にして様々な機能が追加されてるだけですから、基礎さえ覚えちゃえばあとはどんな派生品でも応用が効きます。
後々道具なんかどうせどんどん増えていくんだから、基礎を知っておいて増えた道具も応用で使いこなしていくほうが生産的だと思うのです。
歌ってみた等でDAWに触って2mixで躓く方が多いのは、この基礎の部分を触らずにいきなりやってみようとするから情報量が多すぎて挫折したり上手くいかなかったりするのかなーと。(僕もそうでした)
実機は配線等がはっきり視認できるからDAWよりよっぽどわかりやすいのです。
でもさ!!!!
そういうアナログ機材の歴史とかに関する文献とかサイトって全然無いですよね!!(半ギレ)
なんでこんなこと話してるかっていうと、僕最近ビンテージ機材のモデリングプラグイン使うことが増えてきて、勉強するのに困ってるんですよね…。
逆に言うと元祖について勉強したエフェクトに関してはモデリングでも普通のプラグインでもかなり自由に扱えるレベルになりました。やはりルーツを知るというのは効果抜群です。
冒頭でも言いましたが、最近Abbey Road CollectionやCLA Classic CompressorやUADみたいなモデリング系を買い足してるので、自分が買った物がどういう経緯で制作されたものなのかとか、そういう部分を勉強したいんですけど出来なくてお手上げ状態…。
誰か良いサイトや文献を知ってる方居ましたら是非教えて頂きたいーー…
よくわかるガンダム講座①
昔からの幼なじみがアニメに最近目覚めたらしくて。
アニメに目覚めたって言ってもあれですよ。深夜アニメに目覚めて萌豚化してるわけではなくて。(そもそも彼はもともと萌豚なのだ)
今風の流行りモノのアニメではなく、もっと深いアニメの世界への第一歩を踏み出したわけなんですよ。そこで古い作品を片っ端から見てるわけなんですよね。ジブリ、AKIRA、ナディア、ガンダム、上げればきりがないんですけど、そんな彼が言うんです。
「ガンダムってさ、めっちゃいっぱいあるけどどれから見たらええん?ええん?ええん?ええん?(エコー風)」
この一言を聞いて私、一念発起したわけです!!!では!!!この私が!!!教えてやろう!!!ガノタ(ガンダムオタクの総称)歴12年のこの私がな!!!!
という感じでそろそろ書こうかなーって気が向いたので(というか忘れていた)ちゃちゃっとね、書いちゃいます。この記事を期に、ガンダム面白そうだなーみてみるかなーって思える人が多くなるような記事に頑張ってしますので。よければ最後まで見て欲しいのだ。長いけど。
読み終わったら君はガンダムを見てしまうだろう!そして、「坊やだからさ・・・」みたいな名セリフが理解できるようになるぞ!!やったな!!(?)
さてさて、ガンダム作品には数がたくさんあります。少し上げて見ましょうか・・・。
・機動戦士ZZガンダム
などなど・・・・あげたらきりがないのでこれくらいにしておきますが、だいたい40種類ほどあります。
が、これらの作品には一貫したテーマが存在します。
それは「戦争」と「人間」
ガンダムってただのロボットアニメだと勘違いしてる方多いんですけど、違うんですよ。実は凄い大人向けのアニメなんです。
戦争という、人と人が殺し合いをしている世界の中で、登場人物たちが国に翻弄され、政治に翻弄され、敵に翻弄されながらも、戦争の先にある未来へ向かってゆくアニメなんです。
その戦争の先には何があるのか。この戦争は何を生み出すのか。人と人は分かり合うことができるのだろうか。そんな深いテーマがガンダムシリーズの根底にあるわけで。
ではそんな共通のテーマを持った約40種類ほどのガンダムシリーズですが
おもに2つの種類に分かれます。
●宇宙世紀シリーズ
●アナザーガンダムシリーズ
この2種類です。
あの有名なアムロやシャアが出てくるのは「宇宙世紀シリーズ」と呼ばれるものです。
この「宇宙世紀シリーズ」と「アナザーガンダムシリーズ」はどう違うのでしょうか?
大きな違いとして、「宇宙世紀シリーズ」に分類されるガンダムシリーズの作品は全て続編モノです。お話がつながっています。登場人物たちも共通して登場します。
例をあげましょうか。
宇宙世紀シリーズに分類されている
「機動戦士ガンダム」は同じく宇宙世紀シリーズに分類されている「機動戦士Zガンダム」へと物語が続きます。そしてそれはさらに同じく宇宙世紀シリーズである「機動戦士ZZガンダム」へと続いているのです。
わかりやすく書くと
↓
↓
機動戦士ZZガンダム
という風にタイトルが変わっても物語が続編になっているんです。主人公は時折交代しますが、登場人物や、世界観は共通しているのがこの「宇宙世紀シリーズ」です。
それに対して、アナザーガンダムシリーズの作品はタイトルが変わると、そのお話はそこまで。1タイトルにつき、1つの世界観があり、物語に時系列は存在しません。単発モノの物語形式となります。
例えば
アナザーガンダムシリーズである
これらの3作品は登場人物が共通することは無いし、まずそもそも世界観が違います。「機動戦士ガンダムSEED」に出てくる地球と「機動戦士ガンダム00」に出てくる地球じゃ、存在する国から、設定から何から何まで全く別物なのです。
タイトルが変わると全く別物の話が一から始まるアナザーガンダムシリーズは、一作品完結型の単発作品ということです。
さて、2つのシリーズの違いが理解できたところで、疑問は残るわけです。
じゃあまずどっちから見ればいいんだよ!!!!!
ぶっちゃけ私は「ガンダム=宇宙世紀シリーズ」だと思っています。宇宙世紀シリーズじゃないアナザーガンダムシリーズはもはやガンダムではない!とまでは言いませんが、アナザーガンダムシリーズは宇宙世紀シリーズのおまけみたいなもんだと僕は考えています。
ですのでがっつりガンダムという作品の本質を楽しみたいのなら宇宙世紀シリーズを一から見ることをおすすめします。
ですがアナザーガンダムシリーズも別に悪いわけではありません。どれもめちゃくちゃおもしろいです。
アナザーガンダムシリーズは特に最近制作された作品が多く、話も作画も今風。そしてその話数も宇宙世紀シリーズと比べるとそこまで多いわけではないので、初めてガンダムを見る方はとっつきやすいかもしれません。
実際私の連れのなかでも2000年前半に放送されてたSEEDを見てガンダム好きになったなんて人も居ますし、5,6年前に放送してた00なんて大人気でしたもん。めちゃくちゃおもしろかったし。
まぁそれでも私のおすすめは宇宙世紀シリーズなんですけどね・・・。話の奥の深さが違います。
というわけで、1作品ごとに独特の世界観を持つアナザーガンダムシリーズは解説してたらきりがないので、今回は宇宙世紀シリーズを見るにあたっての解説を書いていこうと思います。
宇宙世紀シリーズの主な作品は以下6作かな?(カッコ内は放送年)一応時系列で並べてます。物語は上から下へと進んでいきます。
・機動戦士ガンダム THE ORIGIN(2015年)
↓
・機動戦士ガンダム(1979年)
↓
・機動戦士Zガンダム(1985年)
↓
・機動戦士ZZガンダム(1986年)
↓
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年)
↓
・機動戦士ガンダムUC(2010年)
ほんとはこれらの作品の間間の時代を描いた作品や、UC以降の時代を描いた作品もたくさんあるんですけど、まぁ今回は大体この辺で・・・・。
この宇宙世紀シリーズ、ただなぁなぁで見るのと、予備知識ありで見るのとでは面白さが天と地ほど変わってきますので・・・(笑)
それでははじまりはじまり(始まらず次回へ続く)
ソシャゲ
人って凄い
一年前まであんだけ課金してやってたパズドラ、今見事に全くやってないんですよ・・・。
同じゲーム5年続けてて、飽きないほうがおかしいんですが、僕は元々育成RPGみたいなのが好きだったのでパズドラという永遠に更新される育成モノは見事どツボにハマりました。
正直ゲーム性とか育成に飽きたわけではありません。
課金誘発しすぎなんですよねあのゲーム
去年のFFコラボまではギリギリ頑張ってたんですけど、もう無理でした。
毎月4万ほどかけてガチャ引いても2ヶ月後にはゴミになる。なんだこの生産性のないゲームはと。
それに気づいてからはカードゲームという、課金した一枚一枚が無駄になりにくいシャドウバースをメインにやってましたが、今もうそれすら時間がもったいなく感じる。
音楽とかプラモデル作ってる方がよっぽど有意義です。
今後ソシャゲを新規で触ることは無いと思います。
代わりに任天堂がswitchでオンラインカードゲームとか作ってくれたら嬉しいんですけどねー・・・。
とか考えてたんですが任天堂がカードゲームってなんか違うよなぁって思ってたんですけど
花札あるじゃん